河合優実 実話原作の主演映画「真剣に、誠実にやることを徹した」 佐藤二朗、稲垣吾郎絶賛
2024年05月08日 18:38
芸能
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底辺から抜け出そうともがく少女・杏という難しい役を演じるにあたり「(実在する人の役は)最初から最後まで大きくて、とても強い気持ち、大切に触らないとできない役。入江監督が覚悟しないと出来ないなと思いながら描いたものなんだろうなと、内容以上に“気”を受け取るものがあって、真剣に、誠実にやることを最後まで徹していた」と語った。
撮影中は「ご本人に近づきながらも、この映画の中の一つの役を作ることにシフトしていった感じ」と河合しか演じられない主人公を作ったという。
「これを経験できたことは大きかった。色んなことがあるだろうけど、これをやったということが今後の盾になるし、支えにもなると思う」と胸を張った。
河合の作り上げた世界観を、先輩俳優の佐藤と稲垣も大絶賛していた。
本作は「ビジランテ」や「ギャングース」の入江悠監督が、社会の中で「見えない存在」にされてしまった人々を、鎮魂と公開の思いを込めてまっすぐに見つめるこん身の一作となっている。