和田アキ子 パリ五輪選手の性別騒動にIOCが「認めてんだったらもう文句言いようがないと思うんだけど」

2024年08月10日 11:39

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和田アキ子 パリ五輪選手の性別騒動にIOCが「認めてんだったらもう文句言いようがないと思うんだけど」
和田アキ子 Photo By スポニチ
 歌手の和田アキ子(74)が10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演。パリ五輪で論議になっているボクシング選手の性別をめぐる騒動について言及した。
 女子66キロ級のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)と57キロ級のリン・ユーチン(台湾)はともに、昨年の世界選手権で、性別適格検査で不合格に。しかし、今回のパリ五輪では資格を与えられて出場した。ヘリフが1日の今大会初戦で対戦したアンジェラ・カリニ(イタリア)が開始46秒で棄権したことを機に、性別をめぐり賛否両論が巻き起こった。ヘリフはその後金メダルを獲得。リンも決勝進出を決めて銀メダル以上を確定させている。

 IOCはトーマス・バッハ会長が「彼女たちが女性であることは明確で疑いがない」と断言するなど、IBAの検査は信用できないと主張。一方、ロシアのプーチン大統領と親しいとされるIBAのウマル・クレムレフ会長(ロシア)は「競技を破壊している」などIOC批判を繰り広げている。

 和田は「ボクシングで凄く今物議を醸しだしてるじゃないですか」と切り出すと、「結果お2人とも階級は違うけど、2人共決勝には進むんだけど、これはもうどういうのかなあ、もう出場しなさいって協会がOKですって、パスポートもね。(IOCが)認めてんだったらもう文句言いようがないと思うんだけど」との意見を述べた。

 アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正は「あれは難しいですよね。IOCとしては当然認めてるんですよね。ところがボクシングの協会の方が否定してて」と紹介。

 「ボクシングっていうのは他の競技と違って、なんでこんなに体重を細かく分けてるかっていうと、やっぱり命に関わるから。危険性を鑑みてこうやって分けてるんですと。そういう中でやっぱり男性の可能性があるという選手を出すこと自体に公平性が担保できないって言い方をされてますよね」と続けた。

 和田は「パスポートも女性だって、パスポートの女性っていうのはどういうふうに判断するんだろう」と素朴な疑問を口に。垣花は「いや、変な話彼女たち、ずっと女性として生きてきたんですよね」としながらも「パスポートの性別って自己申告ですよね。書く欄ありますよね」と話した。

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