藤井王将 JT杯準決勝で敗退 3連覇の壁に7人連続阻まれる 広瀬九段が渡辺九段との決勝へ進出
2024年11月02日 20:40
芸能
郷田による3連覇の後、96、97年度は谷川浩司十七世名人(62)、07、08年度は森下卓九段(58)、2010、11年度は羽生、12、13年度は久保利明九段(49)、18、19年度は渡辺明九段(40)、20、21年度は豊島将之九段(34)が連覇した。ところが、いずれも翌年度は3連覇を逃していた。
持ち時間10分で切れたら1手30秒未満。他に各5分の考慮時間という早指し戦。実力伯仲の上位12人で争う頂点は、「指運(ゆびうん)」と呼ばれる棋力以外の要素も大きいのだろうか。
藤井は22、23年度の連覇の前年、21年度も準優勝。トップ棋士12人で頂点を競うJT杯における連勝は6で止まると共に、4年連続の決勝進出も目前でかなわなかった。