【香港スプリント】ブリザード 発馬決めれば波乱の“猛吹雪”も
2017年12月07日 06:30
競馬
父スタークラフトはニュージーランド産ながらオセアニアと英仏でG1・6勝を挙げた名マイラー。母父リダウツチョイスは種牡馬として数々のG1勝ち馬を送り出し、スプリント王国でもある豪州のリーディングサイアーを獲得した。血筋は確かで、マイル志向のある短距離馬といえる。
昨年の香港スプリントは勝ちタイムが1分8秒8。ブリザードは2走前、同じ良馬場で60キロを背負い1分8秒5をマークした。3番手から伸びて2着。時計面の裏付けもある。10着に敗れた3走前も勝ち馬ラッキーバブルスとは0秒7差。ただ、前走にも見られたようにスタートに課題があるタイプ。ゲートが鍵となる。互角に出れば楽しみ。3度目のスプリントG1挑戦で、波乱の“猛吹雪”を起こすことができるか。