ダービーを制し現在、福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出されているワグネリアン(牡3=友道)は、菊花賞(10月21日、京都)には進まない方向であることが分かった。
30日に友道師は「まだ未定ですが」と前置きしながら「エタリオウ(ダービー4着)はどこかを使って菊花賞へ。ワグネリアンは距離的にどうか。秋に2頭が一緒に走ることはないと思う」と話した。一昨年のダービー馬マカヒキは同年秋に凱旋門賞に挑戦。ワグネリアンは「国内路線」を明言しており、天皇賞・秋(同28日、東京)への挑戦も視野に入っているようだ。