【有馬記念】“美しすぎる騎手”ミシェル、フィエールマンと“熱愛”!牝馬推し!

2020年12月23日 05:30

競馬

【有馬記念】“美しすぎる騎手”ミシェル、フィエールマンと“熱愛”!牝馬推し!
ミシェルの有馬記念自信の本命はルメール騎乗のフィエールマン Photo By スポニチ
 “美しすぎる騎手”として日本の競馬ファンを魅了したミカエル・ミシェル(25=フランス)が、「第65回有馬記念」(27日、中山)に緊急参戦!母国の大先輩で、JRA・G1年間9勝の新記録がかかるクリストフ・ルメール(41)騎乗のG1・3勝馬フィエールマンを◎に指名した。○~☆は今年の日本競馬のトレンドを押さえた「牝馬推し」。恋する日本のグランプリレースで再び“ミシェル・フィーバー”の予感だ。
 日本の皆さま、お久しぶりです。ミカエル・ミシェルです。新型コロナウイルスで世界が大変な状況となってしまい、急きょフランスに帰ったのが4月。夏に再訪する願いもかなわず、また日本に行ける日が本当に待ち遠しいです。日本ではギョーザが大好きに。種類がたくさんあるのも素敵で、いろいろなお店を回りました。日本の競馬はもちろんですが、日本での生活が恋しいです。

 今はフランスを中心に騎乗し、レースのない日は日本語と英語の勉強という日々を送っています。インターネットで日本の競馬は常にチェック。今年は日本競馬にとって素晴らしい一年でしたね!友人のクリストフ・ルメールが騎乗したアーモンドアイはジャパンカップで最高のラストラン。繁殖に上がる前に生でレースを見られなかったのが残念です…。牡馬3冠のコントレイルはパワフルな馬。牝馬3冠デアリングタクトは私が日本にいた時にレースを見て好きになりました。

 さて、有馬記念。◎はクリストフが騎乗するフィエールマンです。クリストフは私と同じフランス出身。日本では競馬場の特徴や日本人騎手のことを教えてもらい、とてもお世話になりました。彼がモズアスコットで勝った2月のフェブラリーSは東京競馬場で観戦。いつか私もこの素晴らしい舞台で乗りたいと思いましたね。

 フィエールマンは天皇賞・秋(2着)がチャンピオンにふさわしい内容。アーモンドアイに僅差の2着、クロノジェネシスには先着しました。ゆとりのあるローテーションで秋2戦目。秋に複数レースを走った馬に比べてアドバンテージがあります。クリストフも自身が持つ年間G1最多勝記録を塗り替えるために、全力を尽くすはずです。

 相手には今年活躍が目立った牝馬をピックアップ。○クロノジェネシスも秋は天皇賞(3着)の1戦だけ。エネルギーが満ちて体調もいいでしょう。エリザベス女王杯で目を引く切れ味を披露した▲サラキアは距離延長がプラスになるのでは。どのレースでも善戦する☆カレンブーケドールも外せません。

 日本のファンの私への愛情とサポートには感謝してもしきれません。日本の皆さまにとって素晴らしい有馬記念、素晴らしい日々を。またお会いできる日を楽しみにしています! (フランス人騎手)

 ◆ミカエル・ミシェル 1995年7月15日生まれ、フランス南部イエール出身の25歳。10歳で近所の乗馬クラブに通い始める。14年騎手免許取得。18年に頭角を現し、72勝を挙げ仏リーディング12位に。19年8月に初来日。ワールドオールスタージョッキーズ第3戦(8月25日、札幌)をスワーヴアラミスで勝ち、日本初勝利。同大会3位。JRA通算4戦1勝。今年1月からは川崎で騎乗し、267戦30勝。7月、伊G3のカルロ・ダレッシオ賞で重賞初勝利。

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