【ヴィクトリアM】松山が隔離期間を終え1カ月ぶり復帰 サウンドキアラで昨年2着の雪辱だ
2021年05月14日 05:30
競馬
海外遠征は、デビュー2年目にシンガポール・クランジ競馬場で行われた国際見習騎手招待シリーズ以来11年ぶり。昨年、牝馬3冠へ導いた最高のパートナーでの海外G1挑戦は大きな刺激になったと言う。「香港や海外の大舞台も初めて経験し、チーム一丸で挑戦することができました」。
レースは1番人気の支持を集めながら3着惜敗。世界制覇はお預けとなったものの「結果を出せず悔しかった。それでも馬はよく頑張ってくれたし、いい競馬をしてくれた。海外G1はなかなか乗れないので、貴重な体験をさせていただきました」と前を向く。
JRAでは大阪杯ウイーク以来6週間ぶりに騎乗。土日とも東京で強力なラインアップが控える。ヴィクトリアマイルは昨年2着サウンドキアラとのコンビで挑む。「今年は高松宮記念(6着)の1200メートルからマイルへ距離が延びるので、折り合いに気を付けたいです」と課題を挙げた上で「馬場は良でも重馬場になっても気にしていません。力がある馬なのでいいレースをしたいですね」と力を込めた。昨年の悔しさをバネに、今年こそG1の勲章を手に入れる。