凱旋門賞で19着だった今年のダービー馬ドウデュース(牡3=友道)が国内復帰戦として視野に入れていたジャパンC(11月27日、東京)への出走を見送ることが決まった。3日に友道師が明かした。今後は来年のドバイターフ(メイダン)を最大の目標にローテーションを組んでいく予定。結果次第では2年連続の凱旋門賞への挑戦も考えている。
友道師は「1週間ほど楽をさせて、ジャパンCを視野に牧場で乗ってもらっていましたが、もう少し時間が欲しいという感じです。どこか悪いというわけではありません。ただ、ダービー馬でもありますし、中途半端な状態では出せないということです。今後は当面の目標として、ドバイターフを考えています。そして、秋にチャンスがあればもう一度、凱旋門賞に使えればと思っています」とコメントした。
ドウデュースは先月7日にフランスから帰国し、輸入検疫を経て、現在は滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧に出されている。