調教師転身の福永祐一 馬優先主義を徹底「競走馬にとってベストの選択ができる調教師でありたい」
2022年12月08日 13:20
競馬
目標の調教師も特に設定しているわけではない。「騎手として多くのトップトレーナーとの関わりを持たせていただいた。そういった方々の技術を目の当たりにもしてきた。そういったところを自分なりに参考にしながら、自分のスタイルを築きあげていきたいなと思っている」とし、「一頭の馬に深く関わりたい、関わりを持てる責任のある仕事につくことがこれからできるので、競走馬にとってベストの選択ができる調教師でありたい」と意気込んだ。
◇福永 祐一(ふくなが・ゆういち)1976年(昭51)12月9日生まれ、滋賀県出身の45歳。96年に栗東・北橋修二厩舎所属でデビュー。。99年桜花賞(プリモディーネ)でG1初制覇。11年最高勝率騎手、13年最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手などのタイトルを獲得。18年にワグネリアンに騎乗し、19度目のチャレンジでダービー初制覇を成し遂げ、20年コントレイル、21年シャフリヤールを合わせて日本ダービー3勝。JRA通算1万9351戦2613勝、うち重賞159勝(G1・34勝)。1メートル60、52キロ。血液型B。