香港スプリントのメイケイエール(牝4=武英)は芝コースで単走。初コンビのマクドナルドを背にスムーズに加速する。途中で行きたがるそぶりもあったが、オーストラリアの名手が難なくなだめて直線へ。調教を見守る武英師は思わず「うまい!」を連発し、キレキレの脚さばきで4F49秒4~2F22秒5をマークした。師は「調教に難しさを抱える馬で始まる前に細かい注文をたくさん伝えた。付きっきりで調教を付けてくれた池添騎手がケガで乗れないとなった時は不安でしたが、今日の調教で不安はなくなりました。さすがトップジョッキー。完璧でした」と賛辞の言葉を並べた。スプリンターズS(14着)から巻き返し、待望のG1初タイトルを目指す。