準優9Rは進入争いから場内が沸いた。スタート展示はチルト3度の菅章哉(34)が大外の124・563。本番は茅原と山田康が菅の外に出たが、3コースの西村がカドに引いて12・5346となった。そして、伸びた菅が捲り切ったかに見えた1M。菅は少し流れる。逆に絶妙な旋回を見せた岩瀬裕亮が逃げ切った。それでも2着で優出切符ゲットだ。
「1マークは流れたけど、優勝戦に乗れればという気持ちだった。伸びは節イチ、いや今開催している全場の中でも一番。準優はチルトで迷ったけど、優勝戦は迷わず3度で」。1着でも2着でも関係ない。優勝戦に乗ってしまえば、菅にとっては何号艇でも同じ。“ガースー砲”サク烈でG1初優勝を決めたい。