<伊東・初日6R>小林莉子(30=東京)が経験の差を見せつける柔軟な走りで1着スタート。しっかり人気に応えた。
初手で前の位置を求めてスタンディングで飛び出したが「6番車はやっぱり厳しい」と後方に。それでも慌てず騒がず冷静沈着。「亀川さんが上昇したが自分で切ると決めていたので追わなかった。一回切って踏み止めずに踏んで、誰も来なければ1周駆けるのはしようがないと思っていた」。ミドルペースで踏みながらカマして来た田中まいに飛び付くと、最終バック2番手捲り。「強気に攻められたから田中さんに飛びつけた」と胸を張った。
どんな状況でも的確に対応するのが小林の真骨頂。予選2走目もガールズ指折りの自在脚を発揮してみせる。