個性豊かな面々が顔をそろえたファイナル。準優10Rで今節5勝目をマークして優出を決めた吉田拡郎(41=岡山)は「一番気に入っているところは、スタートをする時の行き足。そこでほかの人を出し抜けている」とスリット近辺の足には自信を持っている。エンジン強力な赤岩善生を筆頭に、伸び強力な菅章哉、ターンスピード抜群の峰竜太と一筋縄ではいかない大一番だけに、Vに向けて思案する。
「2号艇でシャープに差せるって足じゃない。優勝戦は菅君がいるし、2コースから捲るくらいの方がいいのかな」と果敢に攻めていく構えだ。豪快ターンで19年6月の児島67周年以来となる4年ぶり4回目のG1制覇を目指す。