【東京新馬戦】ボンドガール 驚異の末脚で差し切った レーン「新馬とは思えない」

2023年06月05日 05:17

競馬

 東京5R(芝1600メートル、牝馬限定)は、2番人気ボンドガール(手塚、父ダイワメジャー)が驚きの末脚を披露した。道中は折り合いがついてインの3番手を追走。直線で外に出されると一気に加速。上がり3F最速33秒0の脚で、先に抜け出していた1番人気チェルヴィニアを楽々差し切った。レーンは「新馬とは思えない。プロフェッショナル。素晴らしい瞬発力です。ポテンシャルのある馬」と絶賛。手塚師も「逃げないで勝てたのは大きい。時計以上の内容。まだ体に余裕があるが、現段階で注文はありません」と満足顔だった。
 半兄が昨年共同通信杯勝ちでG1でも好走を続けるダノンベルーガ。22年セレクトセールで2億3100万円(税込み)でサイバーエージェントの藤田晋氏が落札した。東京芝1600メートルの新馬戦で上がり3F33秒0はモリアーナ、カレンブーケドールなどと並んで史上最速タイ。早くも桜花賞候補が登場だ。

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