【エプソムC】インダストリア 爪の不安なしラスト1F11秒5、宮田師「迫力も十分にある」

2023年06月08日 05:25

競馬

【エプソムC】インダストリア 爪の不安なしラスト1F11秒5、宮田師「迫力も十分にある」
単走で追い切るインダストリア(撮影・村上大輔) Photo By スポニチ
 ダービー卿CTに続く重賞連勝を目指すインダストリアはWコースで単走追い。メンコ着用でイレ込むそぶりも見せず、ストライドを力強く伸ばした。馬なりのままラスト1F11秒5の瞬発力。「前走時の調教から着けているメンコの効果もあって落ち着いています。迫力も十分にある。爪に不安があった前走時よりも順調に来ました」と、宮田師は手応えを語る。
 ダービー卿CT時の調教では「エクイパット」と呼ばれる特殊装蹄(ゲル状のパテ使用)が施されたほど爪の状態が悪化。それでも急ピッチで臨戦態勢を整えると、豪快に差し切って重賞初制覇を飾った。「前走みたいにタメが利けば1800メートル戦でもはじけると思います。そのためにレースでもメンコを着けていきます。左回りはコーナーで外に張り気味になるのが課題ですが、うまくクリアして秋のG1につなげたい」と師。安田記念除外の鬱憤(うっぷん)を晴らす走りに期待だ。

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