【弥彦競輪G1「第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」決勝】古性G1完全Vだ(12R)

2023年10月22日 03:30

競輪

【弥彦競輪G1「第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」決勝】古性G1完全Vだ(12R)
無傷で勝ち上がり完全Vに王手の古性優作 Photo By スポニチ
 弥彦競輪場で開催中のG1「第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は、きょう22日が最終日。12Rで決勝戦(優勝賞金3890万円)が争われる。G1で8勝のうち寛仁親王牌を最多4勝している“ミスター親王牌”の元競輪選手・小橋正義氏は完全Vに王手をかけた古性優作(32=大阪)を猛プッシュ。本紙本命と見解が一致した。タイトル間近の犬伏湧也や、G1最年長優勝記録を狙う佐藤慎太郎らで激戦が繰り広げられる。
 【12R決勝】3連勝で勝ち上がった好調古性の完全Vに期待した。ライン構成は古性―南の大阪勢、小松崎―佐藤―渡部の福島勢、犬伏の番手は諸橋が主張、河端と和田が単騎戦になる。
 最終的に駆けるのは犬伏か小松崎。踏める距離の長さは犬伏が上回るが、同県3人の結束力で上回る小松崎も犬伏が流したら瞬時に仕掛けそうだ。古性はこの動きを見極め、好機に的確に仕掛けて勝機。古性は後ろが南だけにワンテンポ早い仕掛けもある。犬伏は自分のタイミングで駆けるとG1初優勝。佐藤は小松崎次第で直線伸びて上位へ。

 (1)佐藤慎太郎 いつも通りの感じで悪くはない。準決勝もいい走りをしていた小松崎君。
 (2)犬伏湧也 激しい切り合いで体力を消耗した。暖かくなってほしい。僕は自力勝負。
 (3)古性優作 セッティングをいじったが凄く良くなかったので微調整する。自力自在。
 (4)諸橋愛 優勝のチャンスが1%でもあれば狙っていきたい。犬伏君の番手を主張。
 (5)渡部幸訓 G1初決勝はかなりうれしい。調子は初日に引き続きいい。福島3番手。
 (6)河端朋之 犬伏君の後ろで(諸橋と)戦うよりは自力を出した方がいい。自力勝負。
 (7)南修二 状態はいいと思う。ひと頃よりもだいぶ戦えている。再度、古性君任せ。
 (8)小松崎大地 想定通りの展開。全員が消耗戦になって気持ちの勝負だと思った。自力。
 (9)和田健太郎 3場所前から新車で、いじりながら精度が上がっている。単騎で決めず。

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