【菊花賞】1番人気ソールオリエンス 追い上げ及ばず3着 横山武「やりたい競馬はできました」

2023年10月22日 05:28

競馬

 本命党の視線は外に注がれた。ダービーに続き、1番人気を背負ったソールオリエンスは後方からの運び。勝負どころの2周目3コーナーの坂ではすぐ目の前にいるタスティエーラを見る形。4コーナーは外へ。あとは世代屈指の末脚を繰り出すのみ。さあ、来るか。4角8番手から差は詰めたが、3着が精いっぱい。12年ゴールドシップ以来の皐月賞&菊花賞2冠制覇はならなかった。
 横山武は「やりたい競馬はできました。馬の能力は全部発揮してくれました」と相棒を称えた。

 未知となる3000メートルの距離だった。「賢い馬で折り合いもつきました。(2周目)4コーナーの手応えも良く、勝つ勢いで回ってこられました。こなせない距離ではないけど爆発力がなかったので、ベストはもう少し短い距離なのかなと思います」と語った。クラシック3冠は1→2→3着と全て馬券には絡んだ。決して力負けではない。父キタサンブラックは年を重ねて、どんどん強くなった。世代ライバルとのリターンマッチを楽しみに待とう。

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