弥彦競輪で22日に行われた「G1寛仁親王牌」決勝で地元の諸橋愛(46=新潟)は犬伏湧也のカマシに離れ、なんとか立て直しを図ったが5着に終わった。「後ろ攻めから一気に行くのは作戦通り。前を取っても結局8、9番手になって、そこから仕掛けるのは厳しいだろうって(犬伏君と)2人の意見が一致した」と、カマシ策になった経緯を説明。
「行くタイミングは彼に任せていて、『勝てるところから行ってくれ』と伝えていた。彼が1周半行ってくれたら差すチャンスもあると思っていたが…。仕方ないですね。また頑張りますよ」。最後は悔しそうに振り返った。それでも新潟支部から唯一の参戦で決勝進出と意地を示した。まだまだ進化を続ける46歳の今後にも注目だ。