【住之江ボート・SG第38回グランプリ連載<10>】羽野直也 タフなハートで目指せ頂点

2023年12月10日 10:00

ボートレース

【住之江ボート・SG第38回グランプリ連載<10>】羽野直也 タフなハートで目指せ頂点
羽野直也 Photo By スポニチ
 昨年は大村で初のGP出場を果たした。1stを突破して2ndへ進出した羽野。ファイナル進出こそならなかったが、順位決定戦で1着と意地は見せた。いつSGタイトルを獲ってもおかしくないと言われていた逸材。7月の児島オーシャンカップで実現する。5コース捲り差しという衝撃的V。これで2年連続となるGP出場を可能とした。
 「SGを優勝しても特に心境の変化はないです。自信は前よりは少し付いてきたけど、勝ったから自信になったということはないですね。むしろ、これからの方が大事だと思います」

 着実にステップアップしても、謙虚さを忘れない。今年は3月芦屋周年優勝戦でFを切った影響で、G1戦線を出場できない期間が長かった。それでもSGでは活躍。その謙虚さと現状に甘んじない姿勢が地力を押し上げているようだ。

 「オーシャンカップはメンタル的には、いい状態で臨めました。体と両方がかみ合うと、もっといいレースが見せられます。実際に住之江に入ってみないと自分の状態も分からないので何とも言いづらいけど、できる限りメンタル、体の状態を上げていきたい」

 心技体、すべてがそろった時、児島で初SGタイトルつかんだように最高のパフォーマンスを披露できるという。

 「住之江の経験はメンバー中、一番浅いけど、そこは気持ちで何とかします」

 さあ、初の住之江頂上決戦へ。まずはタフな気持ちを持って乗り込んでいく

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