【大宮競輪 S級シリーズ 初日10R】嵯峨昇喜郎 先輩の言葉に燃えた「競輪は気持ちっすね」

2024年04月15日 17:15

競輪

【大宮競輪 S級シリーズ 初日10R】嵯峨昇喜郎 先輩の言葉に燃えた「競輪は気持ちっすね」
<大宮競輪場>久々の予選突破を果たした嵯峨昇喜郎 Photo By スポニチ
 嵯峨昇喜郎(25=青森・113期)が2着で昨年12月の玉野以来、9場所ぶりの予選突破を果たした。
 レースは1度後ろから押さえて前に出るも、最終ホーム過ぎでは離れた後方6番手に。それでもバックから強烈に捲って、最後は1着の山口敦也に1/2車身まで迫った。

 嵯峨は「レース前は正直、弱気になっていた。東矢(圭吾)君にボコボコにされるんじゃないかって。ただ、太田(将成)さんに“強かった時は気持ちも強気だったぞ”と言われてスイッチが入った。競輪は気持ちっすね」と喜んだ。

 度重なる落車で体はボロボロ。「まだ肩も痛いし、こないだ(3月立川ゴール後落車)は手の腱(けん)が見えていた。練習し過ぎると痛むし難しい」と試行錯誤が続く。ただ、気持ちは腐ってなどいない「もう1回110点まで戻したい。そして師匠(永沢剛)に恩返しがしたいですね」と目を光らす。準決は10Rも「また気持ちで負けないように」と強気の攻めで挑む。

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