【蒲郡ボート オールジャパン竹島特別】準優9Rは石渡鉄兵 凡機を見事に立て直した

2024年06月12日 04:30

ボートレース

【蒲郡ボート オールジャパン竹島特別】準優9Rは石渡鉄兵 凡機を見事に立て直した
4日目1、2着。予選を3位で通過した石渡鉄兵 Photo By スポニチ
 ボートレース蒲郡のG1「オールジャパン竹島特別」ベスト18が出そろった。
 予選最終走が2着の中村晃朋がG1初の予選トップ通過。準優11Rを逃げて王道Vに王手をかける。1着量産の吉川元浩が2位。10Rで5勝目を飾り、中村にプレッシャーをかけたい。そして準優の注目は9Rだ。1号艇の石渡鉄兵は複勝率ワーストエンジンとは思えないレース足に仕上げてきた。そこに地元エースの池田浩二がどう挑むか。白井もじっくり時を待つ。

 【9R】池田が差しで迫る

 本命は自力で1号艇を勝ち取った石渡鉄兵。出足関係はずっと良好で、スタートもばっちり決まっている。マイペースのイン戦に持ち込んで必勝先マイへ。

 池田が切れ味抜群の差しで迫るか。白井もここ一番は大ワザ発揮して。行きっぷりがいい柳生のカド戦は軽視禁物だ。

 <1>石渡鉄兵 回り足が良さそう。舟の向きと返りが全体的にいい。伸びも大きく離されないし、乗り心地も大丈夫です。

 <2>池田浩二 前回優勝した時のペラの形の方が乗り心地は良かった気がするけど、現状ではターンが遅いね。調整するか考える。

 <3>白井英治 足は普通。とにかくスタートが決めづらい。行き足を求めて、まだやっていないギアケースと、ペラをやります。

 <4>柳生泰二 出足がしっかりしていてレースがしやすい。伸びでいい人はいるけど、自分も悪くはない。スタートもそれなり。

 <5>中野次郎 止め系の調整をして良くなっています。ピット離れも付いてくるし、グリッと舟が返る感じもある。中堅上位はある。

 <6>中田竜太 出足は心もとないけど、直線はいい方に入っている。難しいけど、スタートも少しずつ慣れてきました。

 【10R】吉川元浩が難なく押し切る

 予選首位こそ逃した吉川元浩だがスリット近辺の行き足は変わらず上位。同体スリットなら難なく押し切る。

 寺田が3カドも含め強気の仕掛け。1マークは捲り、捲り差し自在に構える。3日目から連勝と勢いづいた坂元がしっかり差して。稲田の一発を警戒したい。

 <1>吉川元浩 成績通りに動いてくれている。全体的にバランスが取れて乗り心地も良くなっている。スタートもだいたい勘通り。

 <2>坂元浩仁 正直スロー向きではないが基本的に伸びはいいし、戦えないことはない。ただ、ピット離れがもう少し。

 <3>寺田祥 ピット離れも出なかったし特徴はないが、足はバランスが取れて戦える感じ。特別何かをするとかは考えていない。

 <4>稲田浩二 足は普通よりは少しいい。気に入っているところはないが、チルトを下げて舟の安定感は出てきた。

 <5>木下翔太 4日目は合っていなかった。足はずっと悪くない。河村さんよりいいが、スタートの足は中田さんの方が良かった。

 <6>佐藤翼 4日目は全く合っていなかった。全体的に足が悪かったので整備します。スタートは問題なかった。

 【11R】中村晃朋 ここもパワフル

 赤岩の動きは気になるが、進入は枠なりを想定した。本命はパワフルな走りを続ける中村晃朋。多少深いイン起こしでも伸び返す。

 強敵はここ一番の底力が桁違いの峰。ドリームのように3コースから超絶ターンを繰り出すか。松田は決め差し。平本にも意地がある。

 <1>中村晃朋 4日目は一番いい状態で、バランス良く仕上がっていた。準優も油断することなく、エンジンの力を出し切りたい。

 <2>松田祐季 回しすぎていた。1マークから食い付きが良くなかった。合えば行き足や伸びがいい。出足をもう少しつけたい。

 <3>峰竜太 ペラを叩いて少しだけ乗り心地とピット離れが上向いたけど、その分、足落ち。坂元選手の方が伸びました。

 <4>平本真之 ペラは叩き変えた。手前に寄せてスムーズにはなったけど、伸びがなくなった。バランスを取るのかどうか考えます。

 <5>赤岩善生 ギアケースを戻して、行き足やターン回りは良かった。起こしで鳴いたのでシャフトをやった。進入から積極的に行く。

 <6>今泉友吾 バランスが取れてまずまず。ただ乗り心地が悪い時がある。足自体に変化はない。ペラ調整でしっかり合わせたい。

おすすめテーマ

2024年06月12日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム