【戸田ボート SG第71回ダービー】水田公裕の“超イイ値”は深川真二 相棒の快速機は本格化間近
2024年10月25日 04:30
ボートレース
今節は前回8月の一般戦で優勝した時と同じ55号機とのコンビ。その時は衆目一致で節イチと断言できるパワーを引き出していた。だが、その時とペラの形が変わっていたことが誤算だった。序盤2日間は出足の重さが抜けずに苦戦。レース足が明らかに甘かった。
「ペラを叩いても戻る。イラッときて叩いたらやり過ぎた。でもペラが戻らずに走れれば足は誰にもやられん。合っていれば伸びも回ってからの足もいい。エンジンは間違いなくいい」。ようやく快速機の片りんが垣間見えた3日目。確実にいい方向に進んでいる。
高い勝率を残さなければ出られないダービーに、12年福岡の59回大会から13年連続の出場。6号艇で優出した17年平和島の64回大会を2コース差しで制し、SG初制覇を達成している。
さあ、勝負駆けの4日目。「せっかくいいエンジンを引いたからね。何とかするよ。進入もいつも通り。スタートも少し(深く)入った方が分かる」。経験豊富な勝負師は準優進出へ、テンションを上げる。
4日目は1Rに5号艇、11Rに2号艇で出走。前半は前付け、後半は枠なりでともに2コース発進が有力だ。パワフルな走りを披露して、ベスト18入りを決めるか。