試合やり直し拒否されIHFが動揺?

2008年01月09日 06:00

五輪

 国際ハンドボール連盟(IHF)が不可解な判定を理由に北京五輪アジア予選のやり直しを決め、アジア連盟(AHF)が拒否した問題で、IHFは日本協会の渡辺佳英会長を含めたIHF理事に意見を求めるメールを送付したことが8日、明らかになった。
 返答期限は9日で、渡辺会長は「意見を変えることはない。ぜひ(予選のやり直しを)やってくださいという返事をする」と語った。日本協会の市原則之副会長は「もう一度確認を取っていること自体、どうかなと思う。IHFも、これで(決定を)変えたら権威にかかわるのでは…」とIHFの姿勢に疑問を呈した。
 また、この問題を受け、日本オリンピック委員会(JOC)はこの日の常務理事会で、混乱する国際問題に対応するためのプロジェクトチームの設置を決めた。水野正人副会長がリーダーを務め、遅塚研一専務理事ら6、7人で構成する。遅塚専務理事は「NF(日本ハンドボール協会)が困っている状況でJOCもアクションを起こしてしかるべきだ」と説明した。

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