1次リーグで敗退したリオ五輪日本代表の手倉森誠監督(48)が16日、帰国した。日本サッカー協会の田嶋会長からA代表コーチのオファーを出す方針を示唆される中、今後の去就に言及。「僕は待つ身。日本サッカーの発展に携わる仕事ができれば。オファー待ちです」と語った。
鹿島から戦力外通告を受けた92年には地元の青森県で居酒屋を営むことも計画したが、監督として9年目のキャリアを迎える現在はサッカー一筋。「(リオ五輪で)残ったものはある。これを協会、日本サッカー界にフィードバックして、世界でやれる部分を伸ばしていければ」とリオ五輪の経験を還元する意気込みを示した。