関学大が金星!G大阪撃破 先制弾の岩本「全員で勝ち取った」

2018年06月07日 05:30

サッカー

関学大が金星!G大阪撃破 先制弾の岩本「全員で勝ち取った」
<G大阪・関学大>後半、先制ゴールを決めイレブンと歓喜に湧く関学大・岩本(左から3人目) Photo By 共同
 【天皇杯2回戦   関学大2-1G大阪 ( 2018年6月6日    パナS )】 J1、J2勢が登場し、各地で2回戦32試合が行われ、関学大が大金星を挙げた。延長の末、2―1で過去5度優勝のG大阪を撃破。JFLの奈良クラブもPK戦で名古屋に勝利。2チームが番狂わせを起こした。大会連覇を狙うC大阪は1―0でテゲバジャーロ宮崎を退けた。3回戦は7月11日に行われる。
 雨のピッチに関学大イレブンの歓声が響いた。天皇杯を5度制したG大阪から奪った大金星。「勝てたのは奇跡。言葉にならない」。何度もファインセーブをしたGK妻鹿は声を震わせ、仲間と抱き合った。

 「選手がよく頑張ってくれた。時々、チャンスをくれていたので、我慢していたら…と思っていたが、こんなにうまくいくとは」

 誇らしげに選手を見つめた古塚恵太郎監督の狙い通りだった。前半からG大阪の3本を上回る8本のシュートを放つなど、積極的に攻め込んだ。格上に挑む姿勢が結実したのは0―0の後半42分。こぼれ球をMF岩本が押し込んだ。

 直後に追い付かれて突入した延長前半2分にFW山見が「自分の得意な形だった」と右足を豪快に振り抜き、決勝点。以降は、MF遠藤、倉田らベストメンバーをそろえたG大阪の猛反撃に耐えた。

 先制ゴールの岩本はG大阪ユース出身。「ずっと目指している場所で、目指しているチームに勝てたのはうれしい。チーム全員で勝ち取った勝利」と喜びに浸った。

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