【中田浩二氏 ポーランド戦かく戦え】柴崎の縦パスで好機を 吉田&昌子でレバ封じ
2018年06月27日 09:00
サッカー
大迫1人をCB3人が見ることになる。コロンビア戦もファルカオを3人でマークしたため、ロドリゲスらの中盤をうまくつかまえられていなかった。香川、乾、原口あたりが動き、前線をよく見ることができる柴崎が縦パスを入れれば、チャンスがつくれるだろう。
【ポーランド攻撃】予想したほどパスをつながず、後方からロングボールをレバンドフスキに集めていた。まずはエースを自由にさせないこと。吉田と昌子で挟んでマークすることになりそうだが、DFとDFの間にポジションを取られないように吉田か昌子がしっかりマークする必要がある。セネガル戦でニャンをうまく封じたようにやればいい。
こぼれ球をしっかり拾うことも重要。ポーランドに拾われると二次攻撃を展開される。陣形をコンパクトにして、ボランチとサイドバックがこぼれ球をケアすればいいだろう。
【日本のキーマン】鍵を握るのは柴崎だ。守備ではポーランドのロングボールのこぼれ球を狙う役割がある。そこでボールを奪い、前線の大迫や香川にパスを通し、攻撃のスイッチを入れる役割だ。2試合戦って相当疲労しているはずで、フレッシュな選手と入れ替える可能性はあるが、流れを重視してスタメンはほとんど代えないのでは?代えるとすれば右MFとGKぐらいだろう。
【戦い方】日本はこれまで同様、相手に合わせるより「らしさ」を前面に出して戦ってほしい。引き分け狙いではなく、勝ちにいく戦いをしてほしい。引き分けでいいと思って、受けて入ると主導権が握れないまま終わる。この2試合と同様に「勝って決めよう」という闘志を前面に出すことだ。(スポニチ本紙評論家)
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