本田の必勝法!“後出しじゃんけん理論”で決勝T進出へ自信
2018年06月27日 05:30
サッカー
「14年と比較して明らかに違うのは“自分たちありき”から“相手ありき”になったこと。サッカーの本質への考え方、価値観が変わった。ようは相手がやることが分かっていたらじゃんけんみたいなもので、チョキを出されると分かっていて、なんでパーにこだわるのかということ」
その言葉を裏付けるように、今大会は“後出しじゃんけん”が続く。コロンビア戦は開始早々の先制点もあったが、相手のストロングポイントだったMFのJu・クアドラードを長友が完璧に抑えた。セネガル戦ではMFマネの速さを殺す一方、高さ対策の一環として危険な位置でのFKを与えなかった。相手の強みが明確であればあるほど、対策は明確だ。
「この期間でやれることだけを必死でやってきて結果が出た。でも、今日から試合までにやれることはまだ存在する。そのセンスは14年にはなかった」
センス、とは議論。選手間で多くの会話を交わして方向性を探った。たどり着いた先は、相手のストロングポイントを消すこと。その後で「自分たちのサッカー」であるパスをつなぐ展開に持ち込む。それは「自分たちのサッカー」にこだわって自滅した4年前からの成長の証だ。
「彼らにはプライドがある。特にアジアのチームに負けたくないという強いプライドを欧州の選手は持っている」
海外メディアの取材に対して話したように、ポーランドへの警戒心は緩めていない。「日本も決勝トーナメントに行けると決まったわけじゃない。勝たないといけない」。今まで同様の戦い方で勝ちにいく。
冒頭15分だけ公開された26日の練習では岡崎や乾らと軽快なボール回し。次戦もジョーカーなのか、それとも先発かは、決まっていない。だが、やるべきことは一つ。「W杯に愛された男」が2戦連発し、決勝トーナメントへ導くだけだ。
おすすめテーマ
2018年06月27日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
本田の必勝法!“後出しじゃんけん理論”で決勝T進出へ自信
-
日本代表 ボルゴグラード到着!午後6時でも気温は38度…
-
西野監督 大一番2日前でも“ゆとり調整”は不変!コンディションが最優先
-
初出場いつでも!酒井高 レバ封じ想定済み「イライラさせる」
-
麻也 今大会初完封必ず!1次L全戦失点なら5大会ぶり屈辱
-
岡崎 本田弾に「刺激」ストライカーとして次こそゴールを!
-
原口 カザンでの“熱戦”を歓迎!暑さは「日本に有利」
-
レバンドフスキ 1次L敗退も最後まで全力「我々らしさを見せたい」
-
フランス 主力温存で1位通過!今大会37戦目初0―0ドロー
-
セルビア 逆転突破へ一丸「少しの運と奇跡を信じる」
-
キーマン封じた!デンマーク 引き分けて16年ぶり1次L突破
-
シャキリ&ジャカ 規律違反で罰金も…出場停止回避にスイス国民安ど
-
ペルー 40年ぶり白星!主将ゲレロが意地の1得点1アシスト
-
メキシコ 3連勝へ準備万全!守護神オチョアも必勝期す
-
スウェーデンFWベリ 16強へ自信「僕らを邪魔するのは難しい」
-
オーストラリア 2大会白星なし…ケーヒルは4大会連続弾逃す
-
ドイツ「勝利だけに集中」韓国戦はフンメルスが復帰の見込み
-
VARで大荒れドロー…Cロナ まさかのPK失敗 3戦連発ならず
-
初の16強入り逃す…ケイロス監督 VAR判定に激怒「肘打ちは退場」
-
スペイン1位突破!VARに助けられアスパス弾で2―2ドロー
-
モロッコ 大金星あと一歩…白星逃すも指揮官「力示せた」
-
大久保 磐田でJ1通算200ゴールだ!俊輔とホットライン形成期待
-
アルゼンチン 苦しんで16強入り 決勝T初戦はフランスと対戦