大迫不在の攻撃に課題も…森保監督 選手の対応力を評価
2019年01月22日 05:30
サッカー
決勝点はセットプレーから奪った。実は試合前から狙ったシナリオだ。森保ジャパンでは英プレミアリーグと同じ分析フォーマットを使い、相手を調べ尽くす。CKの際、ファーサイドが空くことは把握済みだった。英国でプレーする吉田が「日本の分析は本当に緻密」と舌を巻く程。まさに総力戦の成果だった。
攻撃陣は不発に終わり、課題を残した。だが後半31分から堂安をトップ下に入れる新オプションも試した森保監督は「(堂安は)攻撃の起点となってくれた」と手応えも口にした。準々決勝はベトナム戦。昨年のアジア大会では東京五輪世代で対戦し0―1で敗れた。ベトナムも朴恒緒(パクハンソ)監督がA代表を兼任する。再び因縁の一戦が待つ。