鳥栖FWトーレス 引退表明後初の公開練習、精力的に汗 30日先発も

2019年06月26日 05:30

サッカー

鳥栖FWトーレス 引退表明後初の公開練習、精力的に汗 30日先発も
ファンサービスに努める鳥栖FWトーレス(中央) Photo By スポニチ
 8月23日の神戸戦を最後に現役引退を表明したJ1鳥栖のFWフェルナンド・トーレス(35)は、25日の練習に参加し、ミニゲームなどで精力的なプレーを披露した。
 世界をかけめぐった元スペイン代表の引退表明から初の公開練習となったこの日、平日にも関わらず多くのサポーターがかけつけ、トレーニングを見守った。

 意欲的なプレーで状態の良さをアピールしたトーレスは、練習後、時間をかけて丁寧にサインを行うなどファンサービスに終始した。

 トーレス本人はこの日、取材には応じなかったが、チームを率いる金明輝監督(38)は30日のホーム・清水戦に向け「状態は十分に上がってきている」と5月4日の大分戦以来、7試合ぶりとなる先発復帰の可能性に言及。前節22日の札幌戦で腰のケガのため前半13分で交代し状態が懸念されたMF松岡大起(18)についても「軽症だと聞いている」と、早期の戦線復帰を示唆した。

 攻撃の核となるMFイサック・クエンカ(28)をはじめ、別メニュー調整となっている選手も多く、16節を終えリーグ最下位、3連敗中の状況で、リーグ戦の折り返しとなる清水戦を迎える。復調の兆しをみせる「エル・ニーニョ(神の子)」の、苦しむチームを救う一撃に期待がかかる。

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