U23斉藤 “対話能力”で代表生き残る! 練習試合でも好プレー連発
2020年01月06日 05:30
サッカー
「年齢関係なく、ピッチに立ったら誰にでも言えるのが自分の最大の良さ」と自負する。その性格は、幼い頃からさまざまな選択に自由を与えてくれた親と、幼稚園から小学校卒業まで通ったインターナショナルスクールで育まれた。カナダ人にジャマイカ人と、多国籍だった先生たち。片や生徒は親の転勤などで激しく入れ替わった。
「自分が何か持っている意見は、いい意味でも悪い意味でも基本的に全部伝えようとする。それが僕の育ち方だった」。物おじせず、主導権を持って人と対話を深められる性格は、ピッチ上でも生かされている。昨夏は初めて主将という立場を経験し、U―20W杯メンバーを束ねた。
今回の代表では過去にキャプテンマークを巻いてきた顔触れが不在。その性格は代表生き残りに向け、何よりの武器となる。