【明治安田生命J1リーグ 第10節 G大阪0ー0清水 ( 2021年4月18日 パナスタ )】
G大阪のホーム初勝利はお預けとなったが、収穫は大卒新人のDF佐藤だ。主戦場のセンターバックではない右サイドバックでプロデビューし、後半28分まで出場。「(右MFの)小野瀬さんとコミュニケーションを取りながら守備はできた」と対人の強さを見せ、無失点に貢献した。
突然の出番だった。宮本監督は「全ては明かせない」と言いつつ「スクランブルだった」と明かす。先発を言い渡されたのはスタジアム入りする直前だったが「特に緊張感はなかった」。過密日程を乗り切るための戦力の底上げをテーマに掲げる中、今後のメドが立った意義は大きい。
後は攻撃陣だ。今季5試合目の無得点。宇佐美と井手口のシュートがバーやポストに弾かれる不運もあったが、相手ゴール前での迫力がもっと欲しい。