横浜が今大会初黒星 ACL1次リーグの最大のライバル、全北に0―1

2022年04月20日 09:56

サッカー

横浜が今大会初黒星 ACL1次リーグの最大のライバル、全北に0―1
全北戦の前半、PKを許す横浜MのGK高丘(左)=ホーチミン(共同) Photo By 共同
 ホーチミンで集中開催されているACL1次リーグH組の横浜は19日、第2戦でKリーグ王者の全北(韓国)と対戦し、0―1で敗れ今大会初黒星を喫した。序盤からボールを握り試合を支配するも、前半31分にDF松原が与えたPKを決められ失点。その後の反撃も実らず無得点で試合を終えた。
 2―1で勝利した16日のホアンアイン・ザライ(ベトナム)との初戦から中2日で迎えた一戦。高温多湿の地で、中2日で6連戦を戦う過酷な条件とあって、この日も試合終盤に足をつる選手が見られた。その中で同組最大のライバルと目される相手に敗れ、マスカット監督は「全体的には(試合を)コントロールできたと思っています。選手たちはしっかりやってくれたと思っています」と振り返った上で、相手の倍となる18本のシュートを放っての無得点に「やはり最後の決めきるところ、質の高さ、ゴール前でもう少し質を上げないといけないなと思う試合でした」と課題を口にした。

 試合後は主将のMF喜田も取材対応。初戦に続き先発し、この日も交代する後半16分まで奮闘した背番号8は「悔しい結果になりましたけど、グループステージはまだ続く」と必死に前を向き、「この悔しさをもって前に進みたいと思いますし、この借りは必ず返したいと思います」と、1次リーグ最終節での全北との再戦へリベンジを誓った。チームは次戦、22日にシドニーFC(オーストラリア)と対戦する。

 なお同じグループのもう1試合、シドニーFC―ホアンアイン・ザライ戦は1―1のドローで終了。この結果、2節を終えたH組の順位は、勝ち点4で全北が首位、横浜が勝ち点3で2位、シドニーFCが勝ち点2で3位、ホアンアイン・ザライが勝ち点1で4位となっている。

 グループステージは各グループ内で2回戦総当たり(各チーム6試合)のリーグ戦を行い、グループ首位10チームと、各地区グループ2位のうち上位3チームずつ(6チーム)の計16チームが決勝トーナメントに進出する。

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