残留争いのライバルに2失点敗戦…神戸・吉田監督「相手の圧力、スタジアムの雰囲気」に苦汁の表情

2022年09月03日 23:20

サッカー

残留争いのライバルに2失点敗戦…神戸・吉田監督「相手の圧力、スタジアムの雰囲気」に苦汁の表情
<京都・神戸>ラフプレーでレッドカード退場となった神戸・小林(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第28節   神戸0―2京都 ( 2022年9月3日    サンガS )】 残留を争うライバルとの直接対決で、ふがいない姿をさらした。神戸の吉田孝行監督が「非常にもったいない。試合の入りで圧倒された」と振り返ったように、開始40秒で失点。さらに9分にもDFラインを完璧に崩され追加点を奪われた。
 「この1戦の重みは選手も分かっていた。でも相手も必死。もっと(安全なプレー選択を)徹底しなければいけなかった。それをさせない相手の圧力、スタジアムの雰囲気があった」

 先制されれば今季リーグ11戦全敗。指揮官の表情は冴えなかった。

 後半開始早々に訪れた絶好機ではMF佐々木大樹が無人ゴールを外し、交代プランを練っていた後半途中にはDF小林友希が一発退場。FW大迫勇也とMFイニエスタはコンディション不良でベンチ外になり、FWムゴシャも「プライベートの問題」(吉田監督)でベンチから外さざるを得なかったという。不運やアクシデントの側面はあるが、それでも敗れた事実は重くのしかかる。

 残り8試合。順位は降格圏17位のままで、残留圏15位・福岡とは勝ち点4差に拡がった。負傷が癒え、7月16日・鹿島戦以来のスタメン復帰となったFW武藤嘉紀は「僕ら経験のある選手がプレーで示したり、雰囲気づくりをやっていかないといけない」と前を向くのが精いっぱいだった。

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