中村俊輔、次は指導者の道へ「ゼロから。自分の感覚を捨てる必要がある」
2022年10月24日 04:30
サッカー
「びっくりしました。電光掲示板に自分の写真が出たり、“26年間お疲れさまでした”というアナウンス流れたり、うれしかったです」
――現役生活を振り返って。
「やってるときは自分のことばっかりですけど、こういうタイミングが来ると、いろんな人に支えられていたんだな、本当に運がいいなと思います」
――奥さまへの感謝は?
「(引退を)伝えたのは去年の今頃。W杯(10年南アフリカ大会)で自分がうまくいかなかったときは、帯状疱疹(ほうしん)とかも出たりした。なんか支えてくれたとか、そういうレベルではない。本当に一緒に戦ってきた」
――指導者として心掛けることは?
「ゼロからだよ。自分の(現役時代の)感覚を捨てる必要がある。信頼関係や人間性が、戦術より勝るのを見てきたからね」