中村俊輔、次は指導者の道へ「ゼロから。自分の感覚を捨てる必要がある」

2022年10月24日 04:30

サッカー

中村俊輔、次は指導者の道へ「ゼロから。自分の感覚を捨てる必要がある」
<熊本・横浜FC>試合後、サポーターに手を振る横浜FC・中村(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2最終節   横浜FC4-3熊本 ( 2022年10月23日    えがおS )】 今季限りで現役を引退するJ2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(44)が23日、今季最終戦のアウェー熊本戦(えがおS)で現役ラストゲームに臨んだ。約1年半ぶりに先発し、後半15分まで60分間プレー。得意の左足FKで見せ場をつくるなど大観衆を沸かせた。チームも2点のビハインドから劇的な逆転勝利を飾り、天才レフティーのプロ26年の最後に花を添えた。
 【中村俊輔に聞く】――試合終了後には応援歌が流れた。
 「びっくりしました。電光掲示板に自分の写真が出たり、“26年間お疲れさまでした”というアナウンス流れたり、うれしかったです」

 ――現役生活を振り返って。
 「やってるときは自分のことばっかりですけど、こういうタイミングが来ると、いろんな人に支えられていたんだな、本当に運がいいなと思います」

 ――奥さまへの感謝は?
 「(引退を)伝えたのは去年の今頃。W杯(10年南アフリカ大会)で自分がうまくいかなかったときは、帯状疱疹(ほうしん)とかも出たりした。なんか支えてくれたとか、そういうレベルではない。本当に一緒に戦ってきた」

 ――指導者として心掛けることは?
 「ゼロからだよ。自分の(現役時代の)感覚を捨てる必要がある。信頼関係や人間性が、戦術より勝るのを見てきたからね」 

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