中山雄太 W杯絶望…森保Jメンバー入り翌日に悪夢 期待のSB「アキレス腱負傷で手術必要」

2022年11月04日 04:25

サッカー

中山雄太 W杯絶望…森保Jメンバー入り翌日に悪夢 期待のSB「アキレス腱負傷で手術必要」
1日にW杯代表に初選出された中山雄太だったが… Photo By スポニチ
 イングランド2部ハダースフィールドの日本代表DF中山雄太(25)が、W杯メンバー入りが決まった翌日の2日に負傷し、W杯出場が絶望となった。ホームのサンダーランド戦で、前半終了間際に相手選手と接触して右足首付近を負傷。ピッチに倒れ込み、そのまま担架で運ばれ退場し、ハーフタイムで交代を強いられていた。
 クラブは試合後、公式ツイッターで「ユウタのケガがそれほど深刻でないことを祈りたい」とつぶやいたが、3日になって同じ公式ツイッターで検査結果を発表。アキレス腱のケガで手術が必要と診断され、今季中の復帰は絶望とし、W杯出場も不可能となったとした。フォザリンガム監督は「雄太がW杯の代表に参加できなくなったことは非常に残念だ」とコメントした。

 昨夏の東京五輪にも出場した中山は、本職はボランチながら、森保ジャパンでは主に左サイドバックでプレー。W杯アジア最終予選は長友のバックアップに甘んじていたが、途中出場で正確な左足クロス、高いビルドアップ能力を見せつけ、徐々に評価を高めた。9月の欧州遠征では主力がプレーした23日の米国戦で先発フル出場。2―0の快勝に貢献し、W杯1次リーグ初戦となる今月23日のドイツ戦でも先発が有力視されていた。

 W杯の最終登録メンバーは重大なケガや病気に限り、チーム初戦の24時間前まで入れ替え可能。代表発表からわずか2日、悲劇に見舞われた森保ジャパンは苦渋の選択を迫られることになる。

《碧も復帰不安…ぶっつけ本番か》ドイツ2部デュッセルドルフの日本代表MF田中が“ぶっつけ本番”でW杯に臨む可能性が出てきた。10月29日のキール戦で右膝のじん帯を損傷。田中自身は軽症を強調していたが、ドイツのビルト紙はW杯までの3試合欠場の可能性を示唆。ティウネ監督も「早い段階でW杯のピッチに立てることを祈っている」とコメントした。日本はDF板倉(ボルシアMG)、FW浅野(ボーフム)も負傷離脱中となっている。

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