奥寺康彦氏 現地で歓喜「こんな日が来るとは」 “第二の故郷”ドイツ撃破見届けた

2022年11月25日 05:10

サッカー

奥寺康彦氏 現地で歓喜「こんな日が来るとは」 “第二の故郷”ドイツ撃破見届けた
奥寺康彦氏 Photo By スポニチ
 【FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )】 日本人プロ第1号選手として西ドイツで活躍した元日本代表FW奥寺康彦氏(70)は現地の観客席で日本代表の快挙を見届けた。77年にバイスバイラー監督に見いだされてケルンとプロ契約、ベルリン、ブレーメンで86年までプレーした。日本は64年東京五輪の4年前にデットマール・クラマー氏を特別コーチに招いて強化に取り組んで以来、ドイツを手本にしてきた歴史もある。第二の故郷ともいえるドイツからの大金星に「私がやっていたのは40年も前のことだが、こんな日が来るとは思ってもいなかった」と感慨深げだ。
 試合については「前半はドイツペースで防戦一方、ボールを奪っても攻めるのは難しく、よく1点でしのげた。後半メンバーを変えてスピードのある選手を入れて前から行けるようになった。海外で経験を積んだ選手が増えてここまできたが、ドイツのやり方を読み切っていた」と、分析する。「危ない場面もあったが、よく耐えて、相手の弱点の守備ラインの裏を狙って、うまくはまった」と、大喜びだ。

 コスタリカ戦まで現地で観戦する予定だが、「次勝てば決勝トーナメントだし、この勢いでぜひ次で決めてほしい」と、エールを送った。

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