浦和GK西川 ベテラン36歳好セーブ先発 大一番でゴール許さず「みんなに勇気を与えられた」

2023年05月07日 04:45

サッカー

浦和GK西川 ベテラン36歳好セーブ先発 大一番でゴール許さず「みんなに勇気を与えられた」
<浦和・アルヒラル>後半、ゴールを死守する西川(中央)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【ACL決勝戦第2戦   浦和1-0アルヒラル ( 2023年5月6日    埼玉 )】 浦和最後のとりで、GK西川がゴールに鍵をかけた。試合終了間際、ペナルティーエリア内でFWイガロにDFがかわされ、シュートを許した最大のピンチも正面で好セーブ。失点すると延長戦にもつれ込む可能性もあった大一番で“クリーンシート”を達成し「ゴール前で落ち着いてやることがチームに落ち着きをもたらすと思った。しっかりセーブして、みんなに勇気を与えられた」と36歳のベテランは胸を張った。
 アルヒラル相手に第2戦で2点を奪われて敗れた19年大会のリベンジを果たした。新型コロナの影響などで決勝が越年。選手も監督も戦術もかわった異例の大会を制し「いろいろな選手の思いが詰まったACLを獲れて非常にうれしい」と感慨深げに語った。

 目線の先には17年以来の出場となるクラブW杯を見据える。「世界一は目指したい。それは浦和サポーターが一番望んでいること。出られるのはうれしいけど、結果にこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

 ≪主要タイトル10冠目 単独2位浮上≫浦和は国内3大タイトルではJ1リーグ1度(06年)、ルヴァン杯2度(03、16年)、天皇杯4度(05、06、18、21年度)と計7度優勝を果たしている。ACLの優勝3度を合計した主要タイトルはこれで10冠となり、G大阪の9冠を抜き単独2位となった。最多は鹿島の20冠。

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