三木谷浩史会長「ヴィッセル神戸を離れるという決断」自らの口でイニエスタ退団を発表「大きな財産」

2023年05月25日 12:40

サッカー

三木谷浩史会長「ヴィッセル神戸を離れるという決断」自らの口でイニエスタ退団を発表「大きな財産」
<神戸・イニエスタ 退団会見> 三木谷会長(左)と握手を交わす神戸・イニエスタ (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 J1神戸の三木谷浩史会長(58)が25日、神戸市内で行われた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)の会見に同席。同選手の退団を会長自らの口で発表した。
 会見冒頭、三木谷会長は「今回、イニエスタ選手がヴィッセル神戸を離れるという決断をしましたので、そのご報告をさせていただきたいと思います」と自らの口でイニエスタの退団を明らかにした。

 続けて「具体的には7月1日に行われるノエビアスタジアムでのコンサドーレ札幌戦が最終戦になるという予定でございます」と報告。「思い起こせば2018年5月ですかね、イニエスタ選手がFCバルセロナを離れるという報道を受けてバルセロナへ赴きまして、“ヴィッセル神戸を中心としてJリーグを世界トップリーグにしたい”と話をさせていただきました」と現地へ訪れ口説いたことを回想。

 そして「彼も大きな決断をしてくれまして、5年間、ヴィッセル神戸の一員として、またJリーグのメーンプレーヤーとして神戸だけでなくJリーグ、日本のサッカー界に多大なる歴史的な貢献をしてくれたのではないかと思っております」とJリーグでの功績を称えた。

 続けて「彼の経歴は私が言うまでもなくラ・リーガ9回優勝、チャンピオンズリーグ4回優勝、ヨーロピアンリーグ2回優勝ということで、世界最高のプレーヤーだけではなく、人柄、謙虚な姿勢も含めて全ての人に尊敬され、愛されるプレーヤーが神戸に来て5年間を過ごしてくれたことを我々クラブ、また日本サッカー界にとって大きな財産になったのではないかと思っております」と感謝した。

 三木谷会長は「ヴィッセル神戸も我々が経営を引き継ぎまして早20年がたとうとしてますけども、育成型クラブ、昨日のルヴァン杯もそうですけど、いろんな選手が出た。これもイニエスタ選手の貢献の甚大だと思います。退団ということになりますけど、今後もクラブと有形無形の関係を通じて、大きな貢献、日本も大好きでございますので、折に触れても日本に来てくれるのではと思っております」と今後もクラブのサポートをしてくれることを期待し、5年間に感謝した。

 イニエスタも会見で「神戸にきたことは自分の人生で取った最高の決断」と振り返った。

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