U―22日本代表 オランダ戦はスコアレスドローで欧州遠征は1勝1分けで終了 大岩監督「評価していい」

2023年06月15日 01:05

サッカー

U―22日本代表 オランダ戦はスコアレスドローで欧州遠征は1勝1分けで終了 大岩監督「評価していい」
U―22日本代表の大岩監督 Photo By スポニチ
 U―22日本代表は14日、オーストリアでU―22オランダ代表と親善試合を行い、0―0で引き分けた。
 10日のイングランド戦は2―0で快勝したが、この日は決め手を欠いて無得点。それでも守備陣もGK鈴木彩艶を中心に東京五輪後は10勝4分けと無敗のオランダを無失点に封じるなど互角の戦いを演じた。24年パリ五輪の予選を兼ねるU―23アジア杯予選(9月開幕、バーレーン)前の最後の活動を1勝1分けで終えた大岩剛監督は「イングランド戦からの積み重ねで攻守においてやれた部分とやれなかった部分はある。出場する選手が変わった中、我々のスタイルは出せたので、(50点と採点した)イングランド戦よりは評価していい」と及第点を与えた。

 GK鈴木は「守備は何本か危険なシーンがあったけど、DF陣が体を張って守ってくれたので、最低限はできたと思う」と納得した表情。MF山本理仁は「守備のところの強度は上がっているので通用したかな」と収穫を口にしつつ「自分は攻撃の選手なので、スルーパスやゴールでチャンスをクリエイトするというところで違いを見せていかないといけないと思った」と今後への課題を口にした。

 MF鈴木唯人は「どっちに転んでもおかしくない試合だった。勝ちきれなくて悔しいです」と唇を噛みしめつつ「チームとしては組織としてやれる手応えはつかめた。自分を含め個人の能力ではもっと互角以上に上回っていかないといけない。個人のところにフォーカスして成長を求めていきたい。このメンバー全員がパリ五輪に行くことは決まっていない。まずはそれぞれのチームでアピールが必要。チームでしっかり活躍してまた呼んでもらえるように頑張りたい」とさらなる成長を誓っていた。

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