湘南、町野のPKで一矢報いるも…13戦勝ちなし 惜別ゴールで決意「超えたことない壁を超える選手に」

2023年07月02日 22:51

サッカー

湘南、町野のPKで一矢報いるも…13戦勝ちなし 惜別ゴールで決意「超えたことない壁を超える選手に」
<横浜・湘南>前半、競り合う湘南・町野(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第19節第2日   横浜4-1湘南 ( 2023年7月2日    日産スタジアム )】 湘南のFW町野修斗(23)の置きみやげはならなかった。ドイツ2部のキールへの移籍が決まり、これが湘南でのラストマッチ。ケガを恐れて移籍が決まった後は欠場する選手もいる中で町野は90分間ピッチに立った。前半10分までに2失点してチームは13戦勝なしとなったが、後半30分にPKを決めて今季9点目の惜別ゴールを決めた。
 「最後に何とか悪い流れを断ち切ってドイツへ行きたかったが自分の実力不足。申し訳ない」と町野は振り返る。チームメートには「やってくれると信じている。自分もチームが変わって厳しい環境に行くが、切り換えてやっていかないと」と、続けた。

 PKについては「いつも通りリラックスして決められた。康介くん(小野瀬)が蹴っていいよと、蹴らしてくれて感謝している。結果が結果なので、うれしいとかはないが、マリノスから最後決められた」と、古巣・横浜からのゴールを振り返った。

 昨年のW杯でメンバーに選ばれながらも出場機会がなく、世界との差を痛感、それが海外移籍の決断になった。「目標は日本代表に戻って、代表のストライカーになること。必ず成長できると思っている。3年後のW杯は一番の目標、メンバーに選ばれてそれまでの活動も中心でやれるようにしたい。メンバーに入って超えたことない壁を自分のゴールで超える選手になりたい。優勝もしたい」と抱負も語った。

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