【女子W杯】男子に続いた!なでしこ ボール支配率23%での勝利は11年大会以降“最も低い数値”に

2023年07月31日 21:41

サッカー

【女子W杯】男子に続いた!なでしこ ボール支配率23%での勝利は11年大会以降“最も低い数値”に
昨年男子W杯に出場した日本代表イレブン。下は女子日本代表「なでしこジャパン」メンバー Photo By スポニチ
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は31日、1次リーグC組最終節が行われ、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク11位)はスペイン(同6位)と対戦し宮沢、植木のゴールなどで4―0と完勝。無傷の3連勝でC組1位突破を決め、決勝トーナメント初戦の相手が数少ない優勝経験国のノルウェー(A組2位、FIFAランク12位)に決まった。
 過去2年女子バロンドール(世界最優秀選手)、FIFA最優秀選手を受賞した大黒柱のMFアレクシア・プテリャス(バルセロナ)らを擁し優勝候補の一角とされていたスペインを撃破し、海外からも驚きの声が続々。

 韓国メディアの聯合ニュースでは「拮抗した激しいゲームが予想されたが、終わってみれば日本が流れを掌握する一方的な展開。昨年のカタールW杯で男子代表チームがスペインを破ったのに続き、女子代表チームも快勝を収めた。もはやスペインにとって日本は“天敵”となった」と報道。

 英メディアのBBC放送は「スペインが高い支配率を記録しながら屈辱と恥を残した」と報道。スペイン紙スポルトも「低いブロック、連係プレー、圧倒的なカウンターアタックで日本がラ・ロハ(スペイン代表)を圧倒。まるでマシンのような精密さだった」と称賛した。

 さらにデータ分析会社オプタは公式ツイッターで「女子W杯(2011年ドイツ大会以降)および男子W杯(1966年イングランド大会以降)におけるワールドカップの1試合で、勝利チームが記録したもっとも低いポゼッション率」を紹介。

 “最も低かった”のは男子の22年カタール大会で日本がスペイン戦(〇2―1)で記録した18%。その次は女子で、この試合でなでしこジャパンが記録した23%になったと報告。男女ともにスペインに勝利した日本の数値だったとした。

 この発表にネットからは英語で「ティキ・タカの終焉」「ボールを所有することは脅威ではない」「これはスペインの問題のように思える」「ポゼッションに執着するスペインを打ち砕く方法について、日本が2度も大きな模範を示してくれたことをうれしく思う」「ティキ・タカを破るマニュアルを持つ日本にあやかりたいものだ」「ティキ・タカが時代遅れだということを日本が証明した」といった声が上がった。

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