衝撃ドリブル弾の三笘は自身ベストゴールと認めるも「あれを何試合できるか。1回だけだと忘れられる」

2023年08月20日 09:24

サッカー

衝撃ドリブル弾の三笘は自身ベストゴールと認めるも「あれを何試合できるか。1回だけだと忘れられる」
<ブライトン・ウルバーハンプトン>前半、今季初ゴールとなる先制点を決め、チームメイトとともに喜ぶ三笘薫(AP) Photo By AP
 【イングランド・プレミアリーグ   ブライトン4―1ウルバーハンプトン ( 2023年8月19日    英国・ウルバーハンプトン )】 ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(26)が衝撃的な今季初ゴールを決めた。敵地のウルバーハンプトン戦で前半15分に敵陣の左サイド、タッチライン際でパスを受けると、ゴール方向に向かってドリブルを開始。左肩をつかんできたまれたポルトガル代表DFセメドを振り切って加速し、そのままペナルティーエリアに進入した。さらにシャツをつかんだDFキルマンをものともせずにゴール前まで進み、飛び出してきたポルトガル代表GKサの右を抜く先制点をゴール右に決めた。
 約40メートルを突き進み、最終的にエリア内で快足アタッカーに置き去りにされた相手選手は5人。圧巻のゴールを三笘は「最初の相手を抜いたあとに結構空いているところが見えた。スピードに乗り切れれば行けるかな、というところを考えながらドリブルした。思ったより相手のカバーが遅れたので凄くラッキーだった」と振り返った。

 昨季のFA杯リバプール戦では空中でボールに2度タッチする地元メディアやファンが絶賛するゴールを決めたが、それを上回る会心の一撃だ。「ベストゴールと言えるか?」と問われると「そうですね。クオリティーの面からしてもいいゴール。ドリブルの距離でも目立ちやすい」とうなずいた。その一方で「どんどん更新しないといけない」と早くも次戦以降での新たなベストゴールを意識。「あれを何試合できるかというところ。1回だけだと忘れられる。何回もすることでいいプレーになるし、プレーヤーになると思う」と力を込めた。

 1―0の後半1分にはゴール左前からこぼれ球を折り返してエストゥピニャンの追加点をアシスト。開幕2戦で早くも1得点2アシストと結果を積み上げ、開幕から2戦連続で4得点で連勝したチームを引っ張っている。

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