完敗ドイツのギュンドアン主将「日本はあらゆる面で優れていた」 マテウス氏「喜びも策もない」

2023年09月10日 06:25

サッカー

完敗ドイツのギュンドアン主将「日本はあらゆる面で優れていた」 マテウス氏「喜びも策もない」
ドイツGKテアシュテーゲンは日本に敗れ肩を落とす(AP) Photo By AP
 【国際親善試合   ドイツ1―4日本 ( 2023年9月9日    ウォルフスブルク )】 サッカーの国際親善試合でドイツは9日、ホームで日本に1―4で完敗した。立ち上がりはボールを支配する場面もあり、前半11分に先制を許しても同19分にパスをつないでサネが同点弾と反発力を見せたが、わずか3分後にまたもや失点。前掛かりになった後半の終了間際にも2点を失って突き放された。
 第1戦で日本に敗れたことが尾を引いて1次リーグで敗退した22年W杯カタール大会後も親善試合で1勝1分け3敗の不振。最近4戦で9失点していた守備がこの日も踏ん張りきれなかった。来夏に地元開催の欧州選手権を控え、6月から進退問題が浮上しているフリック監督は12日のフランス戦も含めた今回の親善試合2試合に向け「誰もが最近見せた姿より我々は優れていることを証明したいと思っている。勝利が必要。勝利が自信を与えてくれる」と結果にこだわる姿勢を示していたが、予想外の完敗となった。

 ロイター通信は不振が止まらないドイツに関して「歯止めなし」と速報。キャプテンマークを巻いた相手MFギュンドアンは「日本はあらゆる面で優れていた」と完敗を認めた。元ドイツ代表DFのローター・マテウス氏は「喜びも策もない」と酷評。「我々はサッカーの国だが、そのことを示さなかった」と指摘した。ドイツ誌フォークスは「1―4の敗戦に値した。フリックのチームはひどく不安定。守備はもろく、攻撃はアイデアを欠いている。監督解任への動きは本格化するだろう」と伝えた。

おすすめテーマ

2023年09月10日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム