伊東だ、上田だ、浅野だ、田中だ! ドイツを終始圧倒してアウェーで完勝 国際親善試合

2023年09月10日 05:36

サッカー

伊東だ、上田だ、浅野だ、田中だ! ドイツを終始圧倒してアウェーで完勝 国際親善試合
<日本・ドイツ>ジャガーポーズだ!後半、ゴールを決めて喜ぶ(右から)浅野、久保、遠藤(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本4-1ドイツ ( 2023年9月9日    ウォルフスブルク )】 日本代表は9日、ドイツ・ウォルフスブルクでドイツと親善試合を行い、4―1で完勝した。 【試合結果
 前半11分、右サイドから上がった菅原がグラウンダーのセンタリング。これにリュディガーのマークを振り切った伊東がニアで合わせ、鋭くゴールネットを揺らし、先制した。

 ドイツは前半19分、パスをつないでサネが左足でゴール。しかし前半22分。菅原がまたも右から鋭くボールを出し、伊東がつないで上田が鋭く反応。2―1で前半を折り返した。

 後半はともに攻め手を欠いたが、日本が底力を見せたのが45分。久保が抜け出し、最後は浅野に渡して悠々と3点目。ジャガーポーズが飛び出すと、その2分後、またも久保から田中がヘッドで決めて4点目。ドイツイレブンは膝から崩れ落ちた。

 先制点の伊東は「ニアにボールが来るかなと。うまくゴールできて良かった」と喜んだ。2点目の上田は「常に準備していたので取れたゴール。でも自分なりに決めなきゃいけないシーンもあったので、そこは反省点。でも初めて日本代表に貢献できたと思う。多少…」と話した。

 ドイツの前に壁として立ちはだかった冨安は「勝てたということがまず大きい。しっかり守りながら最後に3、4点目が取れた。良かったと思う。同じドイツ相手でもW杯の勝利とはまた違う勝利だった」と手応えを感じた様子だった。

 森保監督は「難しい試合になると思い、準備をしっかりしてきたのが良かった。そしてチャレンジしていこうという気持ちを選手、スタッフともに持てたのがすごく良かったのだと思う」と語った。後半で大胆なシステム変更も実行したが、選手はしっかり対応。交代した選手が決定的なゴールを決めるなど、用兵もぴたりと的中した。

 ドイツは、昨年のW杯カタール大会の初戦で日本に敗れ、1次リーグ敗退。その後も親善試合で1分け3敗と勝利が遠い。因縁の相手である日本にホームで敗れることがあれば、今後のドイツサッカーの方向性を考える必要も出てくる可能性がある。

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