福岡が山岸の先制弾などで逆転で2年連続4強!「凌我と共に国立へ」の思いを胸に

2023年09月10日 22:27

サッカー

福岡が山岸の先制弾などで逆転で2年連続4強!「凌我と共に国立へ」の思いを胸に
<福岡・FC東京>前半、先制ゴールを決め喜ぶ福岡・山岸 Photo By 共同
 【ルヴァン杯 準々決勝第2戦   福岡2―0FC東京 ( 2023年9月10日    ベススタ )】 ルヴァン杯の準々決勝第2戦が行われ、福岡はホームでFC東京に2―0で勝利し、2戦合計で逆転して2年連続のベスト4進出を決めた。福岡は天皇杯に続けてのベスト4となった。
 博多の夜を熱くさせたのは山岸だった。前半38分。右サイドからのクロスに小田が胸で落としたボールに鋭く反応して左足を振り抜いた。「(小田)逸希はきょうヘディングでほとんど勝っていた」と狙っていた。「逸希はすごい特徴ある選手で良さもすごくある。その良さを出してくれた」と後輩を称えた。そして「初めてかなぁ、あんないい落としが来たのは」といたずらっぽく笑った。

 絶対に負けられなかった。6日の第1戦でFW佐藤が「左膝前十字靭帯損傷」「左膝外側半月板損傷」で全治8カ月と今季絶望の大けがを負った。クラブは入場者に「#凌我と共に国立へ」とプリントされた紙を配布。入場時に掲げて一体感が醸成された。山岸はゴール後に佐藤の背番号「27」を両手で表現して喜んだ。山岸は佐藤について「俺らの前では明るくて弱いところを見せない。おとといぐらいに筋トレを始めていて“こいつすごいな”って思った」と明かす。「一緒に頑張っていこうぜという思いを(井上)聖也と考えていた。いい形で見せれて、きょう突破できて最高の日になりました」とうなずいた。

 前半終了間際には小田のゴールで追加点。後半も得点こそ奪えなかったが、最後まで走り続け攻め続けた。8659人が詰めかけたスタンドを盛り上げた。山岸はJリーグに入って一度も優勝経験がないだけに「絶対に優勝したい」と燃えている。

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