横浜 札幌に3点差勝利でルヴァン杯準決勝へ逆転突破 1得点1アシストの水沼「最高の雰囲気だった」

2023年09月10日 21:44

サッカー

横浜 札幌に3点差勝利でルヴァン杯準決勝へ逆転突破 1得点1アシストの水沼「最高の雰囲気だった」
ゴールを決めた水沼とアンデルソン・ロペス(左) Photo By スポニチ
 【ルヴァン杯準々決勝第2戦   横浜3―0札幌 ( 2023年9月10日    ニッパツ )】 ルヴァン杯準々決勝第2戦の4試合が行われ、横浜は3―0で札幌を下して20年以来3年ぶりの4強進出を決めた。6日の第1戦は2―3で敗れたため、90分間での準決勝進出には2点差以上の勝利が条件だった中、FW水沼宏太が1得点1アシストの活躍を見せれば、元韓国代表MF南泰煕(ナム・テヒ)の移籍後初ゴールなどで逆転突破を決めた。
 水沼は試合後「失うものはなかった」と言った。前半3分にゴールネットを揺らしたが、VARの結果オフサイドと判定されてゴールは取り消し。それでも前半32分に再び水沼が先制ゴールを決めると、後半3分には水沼がFWロペスのゴールをアシスト。後半5分には相手ゴール前でパスを受けた南泰煕が鮮やかな左足シュートでゴールネットを揺らし、2点差勝利を狙う中で試合を優位に運んだ。試合後、水沼は「ここからマリノスはやっていけると思う。最高の雰囲気だった。主将(の喜田)がしっかりまとめてくれたので本当に心強かった」と話した。

 守備陣も一丸となってゴールを守った。先発予定だったDF上島が体調不良のため、本来はボランチのMF喜田が試合直前に代役としてセンターバックに入るスクランブル布陣で臨んだ。それでもマスカット監督は「ボランチのポジションは視野が広くなければいけない。CBは前方向を向いているのでやりやすいと思って特に心配はしていなかった。彼があそこのポジションをやれる自信はあった」と全幅の信頼を置いて送り出した。

 喜田も「死ぬ気で守る」と気合十分にピッチで奮闘。「ジタバタすることなく自分がどっしり構えることでチームを動揺させないようにした。みんなの背中を押したかった。チームにいい風が吹いた」と振り返った。

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