日本 難敵チュニジアに雪辱でW杯2次予選に弾み 古橋&伊東弾で2-0 彩艶も完封で貴重な経験

2023年10月17日 21:04

サッカー

日本 難敵チュニジアに雪辱でW杯2次予選に弾み 古橋&伊東弾で2-0 彩艶も完封で貴重な経験
<日本・チュニジア>後半、久保(左)のクロスを、伊東が決める(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本代表2-0チュニジア代表 ( 2023年10月17日    ノエビアスタジアム神戸 )】 日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸でチュニジア代表と対戦。前半43分にFW古橋亨梧(28=セルティック)、後半24分にはMF伊東純也(30=Sランス)が決め、2-0で難敵から勝利を手にした。 【試合結果
 序盤から攻め込んだ日本だが、なかなか決め手を欠く展開。前半11分にはゴール左の絶好の位置でFKを得たが、久保のシュートは相手GKに阻まされた。

 圧倒的にボールを支配しながらも得点が奪えない日本だったが、前半43分だった。中盤で守田が起点となり、久保が守田からの縦パスを受け、旗手につなぐ。旗手はペナルティエリア手前の中央からスルーパス。これを古橋が抜け出して、冷静に右足で蹴り込んで先制点を挙げた。

 後半15分には右から久保が切れ込むシーンもあったが、シュートまでいけず。同16分の菅原のシュートも惜しくも枠を外れた。

 重苦しい時間帯もあったが、後半24分には左サイドを抜け出した久保からの折り返しを伊東が決めて2点目。息の合った連係プレーで、貴重な追加点を挙げた。

 攻撃のリズムをつくった久保は後半36分で交代。A代表での経験を積ませたいという森保監督の期待を受けたGK鈴木彩艶は、後半に失点につながりそうな危ないミスもあったが、守備陣と連係して何とか失点を防いだ。

 チュニジアは昨年6月、W杯前に対戦したキリン杯で格下ながらも0-3で完敗。W杯に不安を残す一戦とも言われた因縁の相手でもある。仮想アジアの相手に力を見せ、来月からスタートするW杯アジア2次予選へ弾みをつけた。

 ▼森保監督 アグレッシブな部分と、最後押し込まれましたけど、我慢強くプレーすることができ、勝利を収めることができた。きょう無失点でしっかり守備をしながらも得点を奪いに行こうというところ、我々が賢く、したたかに勝っていこうということを選手が実践してくれた。11月から始まるワールドカップのアジア予選に向けても、アグレッシブにいく部分と我慢強く戦う部分を選手たちが色々とチャレンジしてくれた。

 ▼古橋(古巣スタジアムで得点)「まずはチームが勝ったこと。その中でノエビアスタジアムでゴールを決められて本当にうれしい。いいところにボールが転がって来て、あとは落ち着いて決めることができたのでよかった」

 ▼伊東(2点目)「(久保)タケ突破したときに、マイナスで受けようと思って、タケがよく見てくれていた、あとはうまく抑えて、枠に蹴ろうと思った。いいところにいってゴールできてよかった。チャンスをつくって、何とかゴールに絡もうと思っていた。ワンゴール取れてよかった」

 ▼久保「チーム全体として最後、予選前に0点で締められたことはよかったと思いますし、これからまたチームに戻って、僕自身も代表に選ばれるように頑張りたい」

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