テクニシャンからハードワーカーへ…神戸MF井出遙也がスタイル変更したワケは?

2023年10月17日 16:18

サッカー

テクニシャンからハードワーカーへ…神戸MF井出遙也がスタイル変更したワケは?
大迫(左)らと練習で汗を流す神戸MF井出遙也 Photo By スポニチ
 神戸は17日、神戸市西区のいぶきの森球技場でメディア向けの公開練習を行った。練習後には今季J2東京Vから完全移籍してきたMF井出遥也(29)が取材に応じ、今季からプレースタイルを変えた経緯を明かした。
 元々、足元の技術に優れたタイプで、ボールを触ってナンボの選手だった。だが今季は守備のスイッチ役や献身的なランニングでチームを活性化。そこには今夏まで在籍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの存在があった。

「絶対的な選手でしたし、そういう選手に勝つためには技術ではなく、それ以外の何かが必要。それが走ることだったり、献身的にプレーすることがだった。アンドレスと比較した時に自分は何で勝負できるかと考えた。きっかけになったのは、そこです」

 J2東京V所属の21年に足の靱帯を負傷。22年も多くの時間をリハビリに費やし、その痛みが残ったまま神戸に加入した。「もしも痛みがない中で来ていたら変えられなかったかもしれない。足が痛い中でどう自分を出すのか、試合で使ってもらうかって考えた時にそこに行き着いた」。繊細なタッチで勝負する土俵には立てていないことを受け入れ、神戸加入前には走るスタイルへ変更することを決意したという。

 やっと足の状態が良くなり、9月23日・C大阪戦では約3カ月ぶりのスタメン。21日の鹿島戦でもスタメン出場する可能性がある。

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