韓国メディア 来年アジア杯での日韓戦実現に期待 勢いある森保ジャパン警戒も「欧州組の質では韓国が上」

2023年10月19日 18:39

サッカー

韓国メディア 来年アジア杯での日韓戦実現に期待 勢いある森保ジャパン警戒も「欧州組の質では韓国が上」
FWソン・フンミン(右端)ら韓国代表メンバーら(AP) Photo By AP
 韓国メディアのスポーツソウル(電子版)が19日、来年の男子サッカー・アジア杯(1月12日開幕、カタール)で韓国代表“最大のライバル”として国際Aマッチ6連勝中の日本代表を警戒。「(欧州組の)選手の質では韓国が上だろうが、量だけ見ると圧倒的に不利といえる」と論じた。
 韓国は10月の国際親善試合、本拠でFIFAランク29位のチュニジアに4―0、同95位のベトナムにも6―0と大勝。スポーツソウルは「2試合合計10得点無失点は素晴らしい記録。ベトナム戦の大勝は“当たり前”とも言えるが、昨年のW杯カタール大会出場メンバーがほぼ揃ったチュニジアを破ったのは大きな収穫。時差や体力といった面で相手が不利な状況だったことを考慮しても、満足のいく結果だった」と評価した。

 続けて「グリーズマン号は不安定な船出から今回の2試合により国内の不穏な雰囲気を一変。国内Aマッチ3連勝、4試合連続無失点とし安定した航海に入った。来月のW杯アジア2次予選シンガポール、中国戦をいい結果で終えれば来年1月のアジア杯まで“ポジティブ潮流”の乗ることが出来る。1960年以降64年ぶりのアジア制覇を狙う代表チームに“青信号”が点灯した」と報じた。

 そして、そのアジア杯に向け韓国代表と同じように“上昇傾向”にあるチームとして日本代表を紹介。「直近の国際Aマッチ6連勝。今年6月のエルサルバドル戦を皮切りにペルー、ドイツ、トルコ、カナダ、チュニジアなどに勝利。6試合で24得点5失点と攻守のバランスが良く、特に欧州遠征でドイツに4―1と大勝した結果から見ても日本代表の現在のレベルを測ることができる」と要警戒。

 さらに「日本は来月のW杯アジア2次予選でミャンマー、シリアと対戦するが、このままだと国際Aマッチ8連勝という圧倒的な勢いでアジア杯に突入する可能性が高い。勢いと内容を見れば韓国以上の雰囲気だと言っても過言ではないだろう」と伝えた。

 その一方で韓国代表が“黄金メンバー”でアジア杯に臨むとし、「ソン・フンミン(トットナム)、キム・ミンジェ(Bミュンヘン)、イ・ガンイン(パリSG)、ファン・ヒチャン(ウルバーハンプトン)、イ・ジェソン(マインツ)など欧州トップリーグで活躍する選手たちを見れば、優勝への欲を出すのは当然なことだ」と報道。「日本も欧州組が大半を占める“黄金時代”を迎えた。(欧州組の)量では圧倒的に日本が優位に立っているが、質では韓国が上だろう」と主張。アジア杯での“日韓戦”実現に期待を寄せた。

 なお、アジア杯では韓国が1次リーグE組、日本は同D組に入った。決勝トーナメント1回戦ではE組1位とD組2位の対戦が決まっているため韓国が1位、日本が2位で突破を決めるといきなり初戦で激突することに。両チームがともに1位突破を決めた場合は、決勝戦まで勝ち上がらなければ対戦は実現しない。

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