Jリーグ 秋春制移行 26~27シーズン8月第1週開幕へ 12月理事会で正式決定

2023年10月19日 05:30

サッカー

Jリーグ 秋春制移行 26~27シーズン8月第1週開幕へ 12月理事会で正式決定
22年、優勝を飾り、歓喜の横浜イレブン Photo By スポニチ
 Jリーグが各クラブと議論を続ける現行の春秋制から秋春制へのシーズン移行について、26年8月第1週の開幕で調整していることが18日までに分かった。8月は猛暑で顕著なパフォーマンス低下がデータで示されており、9月開幕を推す意見もあったというが、お盆や夏休みで多くの集客が見込めることから、開幕時期については全クラブが8月で同意しているという。
 Jリーグはこの日、都内で実行委員会を開催。J1~3の全60クラブに対し、秋春制移行へ向け初めて前向きな姿勢を示した。窪田慎二執行役員は「リーグとしてポジティブな意思表示をさせていただきました」と説明。樋口順也フットボール本部長によれば、野々村芳和チェアマンもシーズン移行による多くのメリットを示したという。

 今季からACLも秋春制に移行。25年から32チームに拡大されるクラブW杯は6月から7月にかけて開催される。Jリーグが世界基準を目指す中、欧州各国とシーズンを合わせることで強化試合も組みやすくなり、海外移籍もよりスムーズになる。積雪地域クラブへの助成金やスタジアム確保などまだ解決すべき課題は多いものの、12月の理事会で正式決定する見通し。樋口氏は「11月にはある程度固めたいので、課題を明確にしてよりスピーディーに解決していければ」と話した。

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